毎日、最寄り駅まで電動アシスト自転車で移動しているが、旧モデルの自分の自転車のヘッドライトはハロゲン電球で、
最近の電動アシスト自転車が装備しているLEDのものと比べると、カッコよさが不足している。
LEDヘッドライトは真っ白な光が、
いかにも新型をアピールしている。
そこで、自分で自作して今の自転車のヘッドライトをLEDヘッドライトに換装することにした。
CATEYEとかの電池式のライトを買ってくれば早いが、それではつまらないし、電池交換しないといけないので面倒。
今のハロゲン式ヘッドライトの中身だけを取り替えてLEDに出来ないか?

どうせなら、他の電動アシスト自転車が標準装備しているLEDヘッドライトを凌ぐものにしたい。

新型が装備しているLEDライトは明るさは十分であるが、中央だけ集中して照らし過ぎ。道路幅分(4m程度)を明るく照らしたい。
そこで、車のプロジェクターライトの構造を参考にした。
いろいろ調査して、試行錯誤を繰り返した。
3度の試作モデルを経て、完成したのは、小型のDCコンバーターとCREEというメーカーのLEDの組み合わせ。
1作目は5mmの砲弾型LEDを49個も使った渾身の策だったが、光の方向がバラバラだし、配線が多くなりすぎて、筐体内が窮屈だったし、ある雨の日に一部が切れてしまった。
2作目はアバゴテクノロジーというメーカーの3WハイパワーLEDを使用して製作。LED自体がとても熱くなるので、ヒートシンクも装着した。専用の集光レンズも同時に購入した。
3wLEDということで明るさは十分だった。満足する仕上がりだった。
しかし、自転車で走行中の振動で集光レンズが動いてしまって、ときには筐体内で外れてしまったこともあって、さらなる改良が必要となった。
そして、3作目。
写真のCREEのLEDには最初から凸レンズが装着されていて、振動で外れることがない。

2作目からプロジェクター方式にするため、海外から安価な集光レンズを取り寄せて装備している。
写真にはないが、小型のDCコンバータも取り寄せた。このDCコンバーターで24Vの電圧をLED点灯にちょうどいい3.7V 650mA まで調整する。

車のプロジェクターライトを模倣して、筐体内部の反射鏡は廃している。
同時に筺体内壁にアルミテープを張り巡らし、光を反射するように加工した。
LEDと集光レンズとの距離を調整することで、集光具合を変化させることができる。
何度も調整して、ちょうどいい位置で固定した。

真っ白い光が闇を切り裂く。

一般的な自転車LEDライトは中央を集中的に照らすが、今回自作したこのライトは前方20m、幅4mをきっちり照らす。一般的な反射鏡(リフレクター)方式と違って、照らしているところと照らしてないところの境目がハッキリしている。

もともと付いていたハロゲン球の方が全体の光の量は上だが、消費電力が10Wもある。
今回自作したLEDの場合は、たったの2.4W

バッテリー消費も抑えて、LEDならではの真っ白な光。そしてプロジェクター方式による照らす範囲の最適化。
満足のいく仕上がりになった。
ちなみに製作費用は約1300円である。工具として半田ごてなどが必要。